更新日付:2022年10月12日

このサイトについて

日本老年腫瘍研究会は、高齢者 のがん診療に関する情報を集約し、その情報について合理的な解釈を発信することにより、誰もが、どんな施設でも、個々の患者さんにとっての「適切な医療」を提供できるようにすることを目的とする多職種有志による研究会です。この活動を通して、高齢がん患者さんが「がん」とともに生き、豊かな人生を送れるよう支えたいと思っています。

老年腫瘍学は、がんを持った高齢患者さんを専門とする学問です。世界でも比較的あたらしい領域であり、日本ではまだ馴染み深くはないと思います。日本も含めた世界の研究者、臨床家が発展に努めており、欧米を中心に老年腫瘍学専用のグループが立ち上げられています。しかし、日本では、老年腫瘍学に関するデータを集約する場所がなかったため、医療者は診療に必要な情報を得るのに苦労していました。また、がんを持った高齢患者さんにとって何が適切な医療なのか、については腫瘍学だけでなく老年医学の考え方からも学ぶ必要があります。さらに、治療方針を決めるのは医者だけでなく、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、作業療法士、メディカルソーシャルワーカーなど多職種の医療従事者が協働する必要がありますが、これらが一堂に会する場所がありませんでした。こうした背景から、我々は日本老年腫瘍研究会を設立しました。老年腫瘍に関する正確な情報を発信し、高齢がん患者さんが「がん」とともに生き、豊かな人生を送れるよう支えられれば幸いです。

基本理念

当研究会の基本理念は以下のとおりです。

  • 老年腫瘍に関する情報を収集してホームページに掲載する
  • その際、腫瘍学領域からだけではなく、老年医学領域の情報も提示する
  • 様々な質の情報が存在しているため、科学的で信頼できる情報を選び出し、提示する(ただし、ある一定のバイアスは生じていることを前提としてご覧ください)
  • 情報収集に偏りが生まれる可能性は否定できないが、情報提供については「事実:科学的根拠に基づく情報」と「意見:専門家や学会などの提言・見解に関する情報」を区別して発信する(事実は「情報提供」、意見は「提言・見解」)
  • 「提言・見解」については、多職種の研究会メンバーが科学的根拠をもって議論した上での研究会としての意見を掲載する
  • また、視点の位置によって意見は変わりうるため、どの視点からの意見かを明確にする(例:いち臨床医の視点なのか、行政の視点なのか)

信頼できる情報サイトとするために

本ホームページは、信頼できる医療・健康情報のための倫理基準であるHONcodeのガイドラインに準じて作成しています。

  1. 本HPに掲載している内容は、老年医学または腫瘍学に精通したメンバーが担当しています
  2. 医療者が個々人で調べることが難しい老年腫瘍学に関する情報を集約するとともに、その合理的な解釈を発信することを目的としていますが、提示する情報は、がんを持った高齢患者さんの診療をサポートするものであり、これに置き換わるものではありません
  3. 個人情報保護に努めています
  4. 情報源を示し、更新日付を明記するように努めます
  5. 「科学的根拠がある医療情報」を掲載するように努めています
  6. 問い合わせメールアドレスを明記しております
  7. Webサイトへの財政、サービス、物的支援を行っている民間企業、非営利組織がある場合は、そのことを明確に示します
  8. 広告を掲載する場合、広告であることを明記し、スポンサー名を明記するように努めています

発起人代表(50音順)

  • 小川朝生 国立がん研究センター 精神腫瘍学開発分野 医師
  • 水谷友紀 杏林大学医学部 腫瘍内科学 医師

発起人(50音順)

  • 西山菜々子 大阪公立大学 大学院リハビリテーション学研究科 作業療法士
  • 濱口哲弥 埼玉医科大学国際医療センター 腫瘍内科・消化器腫瘍科 医師
  • 原田剛志 国立がん研究センター東病院 リハビリテーション科 理学療法士
  • 福元剛 埼玉医科大学国際医療センター 消化器腫瘍科 医師
  • 松岡歩 国立がん研究センター がん対策研究所 医師
  • 栁川まどか 愛生館グループ 小林記念病院 老年内科 医師
  • 山本寛 東京都健康長寿医療センター 呼吸器内科 医師
日本老年腫瘍研究会の
ロゴについて
Geriatric(老年)Oncology(腫瘍)のGとOを模したロゴは、
高齢者が自らの歩みを支えるための“杖”をついています。
この杖は、高齢者を支えたいという我々の手助けの意志を込めた柿色にしました。
本サイトの情報が、みなさまの手助けとなることを願っています。